西洋版画の礎を築いた巨匠
ALBRECHT DURER(1471–1528)
ドイツ・ルネサンスを代表する画家であり、銅版画と木版画の表現を芸術の水準まで高めた人物です。「メレンコリアI」「騎士と死と悪魔」「書斎の聖ヒエロニムス」は三大銅版画と呼ばれます。
About
アルブレヒト・デューラー(1471–1528)は、ドイツ・ルネサンスを代表する画家・版画家です。ニュルンベルクの金工師の家に生まれ、金属加工の技術を版画制作に生かしました。
銅版画(エングレーヴィング)と木版画の双方で高度な技法を確立し、それまで書物の挿絵の域にあった版画を、独立した芸術へと押し上げました。1513年から1514年にかけて制作された「騎士と死と悪魔」「書斎の聖ヒエロニムス」「メレンコリアI」は三大銅版画と呼ばれます。
作品には「AD」を組み合わせたモノグラムが記されています。16世紀に摺られたオリジナルのほか、後年の再摺りや複製も数多く流通しているため、査定では摺りの時期の見極めが要になります。
Works
アルブレヒト・デューラー「メレンコリアI」
アルブレヒト・デューラー「騎士と死と悪魔」
Timeline
1471年
ニュルンベルクの金工師の家に生まれる。
1486年
画家ミヒャエル・ヴォルゲムートに弟子入りする。
1494年・1505年
イタリアへ渡り、ルネサンス美術に触れる。
1513〜1514年
「騎士と死と悪魔」「書斎の聖ヒエロニムス」「メレンコリアI」を制作。
1528年
ニュルンベルクで死去。享年56。
Point
デューラーの版画は、16世紀のオリジナルか後年の摺りかによって評価が大きく異なります。
摺りの時期の判別
16世紀のオリジナルか、後年の再摺り・複製かで評価が大きく変わります。紙の質感がわかる写真が判断の助けになります。
透かしの確認
紙に漉き込まれた透かし(ウォーターマーク)は摺りの時期を特定する手がかりになります。明かりに透かした写真があれば添えてください。
Price lists
デューラーを含む西洋銅版画につきましては、当店で実際に買取させていただいた実績を買取実績ページでご紹介しています。
Faq
複製や後年の摺りでも買取対象ですか?
対象です。オリジナルと比べると査定額は下がりますが、まずはご相談ください。
額装されたままでも査定できますか?
可能です。可能であれば裏面と、紙の縁がわかる写真もあわせてお送りください。