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川瀬巴水や吉田博の版画は、国内よりも海外で高い値がつくことが珍しくありません。当店は英国のオークションハウスへの委託を通じて、日本の版画を欧米のコレクターに届けています。その現場から見える、海外で評価される理由をご紹介します。
19世紀後半、開国とともに大量の浮世絵がヨーロッパへ渡りました。大胆な構図、平面的な色面、日常の風景を主題にする姿勢は、モネやゴッホをはじめとする画家たちに強い影響を与えます。この日本美術の流行は「ジャポニスム」と呼ばれています。
このため欧米では、浮世絵は早くから「美術館に収められる芸術作品」として扱われてきました。収集の歴史が長く、コレクターの層が厚いことが、現在の評価の土台になっています。 代表的な絵師については浮世絵の買取ページでご紹介しています。
大正期に版元・渡邊庄三郎が興した新版画は、当初から海外の買い手を強く意識していました。1930年代にはアメリカ・オハイオ州のトレド美術館で新版画の展覧会が開かれ、欧米での人気を決定づけます。
川瀬巴水や吉田博の作品は、こうした流れの中で欧米のコレクターに広く知られるようになりました。花鳥画で知られる小原古邨のように、作品の多くが海外向けに制作され、国内より海外での知名度が高い作家もいます。
国内では「古い版画」として眠っている作品が、海外では作家名と作品名で取引されていることがあります。作家名が分からなくても、まずは写真でご相談ください。
海外のオークションでは、主に次の点が価格を左右します。
落款や印の見方は落款・印章から作家を調べる方法、オリジナルと復刻版の違いは本物の浮世絵と復刻版の見分け方で詳しく解説しています。
価格は、その作品を欲しい人がどれだけいるかで決まります。新版画や一部の創作版画は、欧米に専門のコレクターや美術商が多く、国内より買い手が多い作家がいます。 一方、国内の買取店の多くは国内の相場を基準に価格をつけるため、海外での評価が査定額に反映されにくいのが実情です。
当店は、買い取った版画を英国のオークションハウスへの委託や海外向けのオンライン販売で、欧米の買い手に直接届けています。実際の落札結果を日々確認しているため、国内相場だけでなく、海外で付く価格を踏まえて査定額をご提示できます。
作品の価値が分からないまま手放す前に、無料査定フォームまたは LINEから写真をお送りください。 査定・キャンセルは無料です。