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光線画の創始者

小林清親の版画買取

KOBAYASHI KIYOCHIKA(1847–1915)

明治の東京を、光と影の階調で描いた「光線画」で知られる絵師です。西洋画法を取り入れた新しい風景表現は、のちの新版画へつながる流れを作りました。

買取価格帯の目安 ¥20,000〜¥250,000(図柄・摺りの時期・状態により変動)
小林清親の肖像写真(1873年頃)
小林清親の肖像写真(1873年頃)

About

小林清親とは

小林清親(こばやし きよちか、1847–1915)は、明治期に活躍した版画家です。幕臣の家に生まれ、明治維新で職を失ったのち画業に入りました。イギリス人画家チャールズ・ワーグマンや河鍋暁斎に学んだと伝えられています。

1876年頃から発表した「東京名所図」の連作で、ガス灯・鉄道・煉瓦街といった文明開化の風景を、陰影と光の効果によって描きました。この一連の作品は「光線画」と呼ばれ、線で輪郭を描く従来の浮世絵とは異なる、面と階調による表現を確立しています。

夜景や雨・雪の情景を得意とし、その空気感の描写は川瀬巴水ら新版画の風景画家に受け継がれました。日清戦争期には戦争を主題とした錦絵も数多く手がけています。

Works

代表作品

小林清親「両国花火之図」

小林清親「両国花火之図」

小林清親「元柳橋より両国遠景」

小林清親「元柳橋より両国遠景」

Timeline

経歴・年表

1847年

江戸の幕臣の家に生まれる。

1874年頃

画業に入る。西洋画法を学んだと伝えられる。

1876年頃〜

「東京名所図」の連作を発表し、光線画と呼ばれる新しい風景表現を確立する。

1881年

両国の大火を主題にした作品を制作する。

1894〜95年

日清戦争を題材とした錦絵を数多く手がける。

1915年

死去。享年69(数え年)。

Point

査定のポイント

小林清親の作品は、光線画の時期のものかどうかで評価が大きく変わります。

光線画かどうか

1876年から1881年頃の「東京名所図」系統の光線画は特に評価が高く、査定額も上がりやすい傾向があります。

摺りと保存の状態

夜景作品は藍や墨の濃淡が要です。退色・シミの程度で査定額が変わります。

Price lists

実際の買取実績

小林清親を含む明治期の版画につきましては、当店で実際に買取させていただいた実績を買取実績ページでご紹介しています。

買取実績を見る

Faq

小林清親によくある質問

Q

「東京名所図」が揃っていません。買取してもらえますか?

A

可能です。1枚からでも査定いたします。

Q

日清戦争の錦絵も対象ですか?

A

対象です。三枚続きの揃いであれば評価が上がりやすくなります。

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